お産のイメージってどんなものでしょう。一部のお産場所では部屋を暗くしてお産に臨むことがあります。部屋を暗くすることでリラックスが高まりよりお産が進みやすくなるのです。また、赤ちゃんにとっても暗い子宮から外にでたときに必要以上の刺激を与えないことで健やかにお腹の外の世界に慣れることができます。

今日は新月。満月と同じように月がお産を導く日。月の光が届かない新月は母と子の対話をより深め、穏やかなお産へと導きます。また、穏やかなお産はオキシトシンという愛情ホルモンがより身体でつくられ母と子の結びつきをより一層深めてくれるのです。

お産場所は様々、暗い部屋で過ごすことはないかもしれません。けれど、時計とにらめっこしながら陣痛を感じるのではなく、今日の夜空と子宮の収縮、赤ちゃんの動きを感じながらすごせたらすてきかもしれません。

（千里）